ピアノ教師の かやば きょうこ です。
「ピアノが弾けるようになりたい!」と思って始めて見たものの
楽譜がなかなか読めるようになりません。
一度覚えてもしばらくすると忘れちゃうんです・・・



へ音記号が苦手です。
ト音記号をやっと覚えたのに、頭がごちゃごちゃになっちゃうよ・・・
という人も多いのではないでしょうか?
初心者の人にとって、音符を読むことは最初に乗り越えなくてはならない壁かもしれませんね。



でも大丈夫!
これから紹介する6つのステップを順番に理解していけば、必ず音符を読めるようになりますよ。
当教室にも、一度覚えても忘れてしまったり、ヘ音記号が苦手だったりする生徒さんがいらっしゃいます。
でもそれって普通のことなんです。
人間の脳は、一度覚えたことでも繰り返し思い出さないと忘れるようにできているし、
そもそも音符を覚えることは新たな言語を覚えるようなものなので、すぐにはできないのが当たり前ですよね。



だから全然恥ずかしいことじゃない!
でも・・・
やっぱりピアノでいろいろな曲を弾けるようになりたいなら この音符を攻略しないといけないわけです。



そこで当教室で行っている方法をご紹介します!
レッスンのポイントはこちら↓
- 音符をひと目でスラスラ読めるようになるまでの過程を、6つの超スモールステップに分けてマスター!
- 当教室の小学生の生徒さんのために作ったものなので、小学生以上の人なら誰でもわかるようていねいに解説!
- 無理なく続けられるように、毎日5分〜10分練習するだけでOK!
あなたも毎日5分〜10分の練習で必ず音符が読めるようになりますよ!



ステップごとに進んで行くだけ。
かんたんだよ!
私は、4年制の音大ピアノ科卒、ピアノ歴40年以上、ピアノ教師歴10年以上のピアノ教師です。
プロフィールはこちら(近日公開)
- ピアノを弾くための土台の力を
- まったくのピアノ初心者さんにも ていねいにわかりやすくお伝えし
- 音楽を通じて得られる豊かさへの第一歩をお手伝いすること
をモットーに、このサイトを運営しています。
この記事では、【楽譜を読むコツ①音符編】の音符をスラスラ読む方法について6つのスモールステップに分けて解説しています。
ひとつひとつのステップは本当にかんたん!
ステップごとに進んでいくだけであなたも必ず音符の読める人になれます!



それぞれの動画も近日公開予定!
一緒に練習をしましょう!
音符をスラスラ読むための6ステップ


上の画像を見てください。



この6つのステップをこれから順番に説明していきます。
それでは【ステップ1】から一緒に見ていきましょう!
【ステップ1】ト音記号とヘ音記号


音符の種類を覚えよう
まずはじめに、前提知識の確認です。
楽譜には5本の線があります。
これを五線譜と言います。
そして上の図のように、五線譜には「ト音記号」と「ヘ音記号」があります。
(他にもハ音記号などありますがピアノの楽譜ではほとんど使われないので割愛します)
- ト音記号 = 高音部記号(鍵盤の中心あたりから高い方の音を担当)
- へ音記号 = 低音部記号(鍵盤の中心あたりから低い方の音を担当)
音符表にあてはめてみよう!
そして、「ト音記号」と「ヘ音記号」をそれぞれ音符表にあてはめるとこうなります。



もちろんここでは音符を読めなくて大丈夫です。
「ト音記号」と「ヘ音記号」の場所だけ確認してください。


上の五線譜が「ト音記号」と、その音符です。
下の五線譜が「へ音記号」と、その音符です。



「ト音記号」と「ヘ音記号」というのがあるんだね。ふ〜ん。



そうそう、ここではふ〜んって感じでOK!
【ステップ2】線と間の音


さて、続いてステップ2は「線と間の音」についてです。
下の図のように、音符には「線の上の音符」と「線と線の間」の音符があります。


そしてもう一度音符表を見てみましょう。


ずら〜っと並んでる音符を見てください。
このようにドレミファソラシドレミ・・・と音が上がったり、
ドシラソファミレドシラ・・・と下がっている状態を音階と言います。



そして例えばト音記号では、ドは線、レは間、ミは線、ファは間というように並んでいるのがわかると思います。



あ!線、間、線、間・・・というように交互になっているんだ!



その通り!
そのような仕組みで音階が成り立っていることがわかれば、ステップ2はバッチリだよ!
【ステップ3】真ん中のドを覚えよう





さっきの音符表・・・音符がずら〜っと並んでるけど・・
あれ全部覚えるんですか?



安心して!全部覚える必要はありません。
以下の3つだけを覚えましょう!
- 真ん中のドの音 ←このステップ
- 線の音①ト音記号 ←ステップ4で説明
- 線の音②ヘ音記号 ←ステップ5で説明
それでは、まず「真ん中のドの音」について説明していきます。


上の図の、紫色のたてラインを見てください。
ここが真ん中のドの音です。
この真ん中のドは、ト音記号でもへ音記号でも同じ鍵盤を引きます。



さあ、覚えられたかな?



拍子抜けするくらいかんたんだね
この音符を見たらすぐに「ド!」と言えるくらいバッチリ覚えておいてください。
さあ、この調子でステップごとに階段を登っていきましょう!
【ステップ4】線の音を覚えよう①ト音記号


ステップ4では、ト音記号の線の音だけをおぼえましょう。


ステップ3で覚えた「真ん中のド」を思い出してください。
紫色のライン上の音ですね。
ドの音から音階が上がっていくと(右へ進む)と、
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・・・」となりますが、
ここから、線の音だけをぬき出すと「ド・ミ・ソ・シ・レ・ファ・ラ・ド」となります。
この「ド・ミ・ソ・シ・レ・ファ・ラ・ド」を呪文のように覚えて、それぞれの音の場所を確認してください。



なぜ線の音だけを覚えるんですか?



それは、「線の音」を覚えれば、自動的に「間の音」も読めるようになるからです。
「線の音」のとなりは「間の音」だからですね。
これについては、ステップ5で詳しく解説していきます。



それに、人間の脳が一度に覚えられる記憶の量は「7」前後という説があるんだ。
「ド・ミ・ソ・シ・レ・ファ・ラ・ド」
まずこの8つの「線の音」をいっぺんに覚えてしまおう!
それを基準にして「間の音」を読めば、かんたんだよ!
おすすめの覚え方
- まずは真ん中のドからスタートして、上の音に向かって順番に覚えていきましょう。
- それができたら、順不同でも答えられるようにしましょう。
- 毎日たった5分で良いので、覚えたことを確認しましょう。
【ステップ5】線の音を覚えよう②ヘ音記号


ステップ5では、ヘ音記号の線の音を覚えます。


先ほどと同様に、真ん中のドから下(左)へ進むと、
「ド・シ・ラ・ソ・ファ・ミ・レ・ド・シ・ラ・・・」と音が下がっていきますが、
ここから、線の音だけをぬき出したものが「ド・ラ・ファ・レ・シ・ソ・ミ・ド」となります。



さっき覚えたト音記号の「線の音」の逆バージョンだよ!
おすすめの覚え方
- まずは真ん中のドからスタートして、下の音に向かって順番に覚えていきましょう。
- それができたら、順不同でも答えられるようにしましょう。
- 毎日たった5分で良いので、覚えたことを確認しましょう。



なんだかト音記号とヘ音記号がごちゃまぜになって、混乱してしまいそうです・・・



確かに、最初のうちは混乱してしまうこともあると思います。
そんな時は、もう一度これを思い出してください⬇︎
- 真ん中のドの音を確認する
- ト音記号は上(右)へ向かって「ド・ミ・ソ・シ・レ・ファ・ラ・ド」
- ヘ音記号は下(左)へ向かって「ド・ラ・ファ・レ・シ・ソ・ミ・ド」
はじめのうちは、忘れてしまったり、混乱するのは仕方のないことです。
ほぼ全員が通る道なので気にしないでください。
大切なことは、忘れてしまっても、また頭の中で思い出す作業を何度も繰り返すことです。
なぜかというと、人間の脳は忘れるようにできているからです。
短期記憶と長期記憶という言葉はよく知られていますね。
音符を覚えたての頃というのは短期記憶の領域にあります。



あーボクがよくやる 一度覚えてもすぐに忘れてしまう状態だ。



そう、だから何度も反復練習をします。
そのようにして何度も何度も練習すると、いつの間にか長期記憶に入っていきます。



長期記憶に入るまでの期間は人によって違いますが、毎日少しの時間で良いので反復することが大切です。



こちらの動画で 一緒に線の音を読む練習をしてみよう!
動画「楽譜の読み方第1弾:線の音をマスターしよう!」(近日公開予定)
【ステップ6】間の音を理解しよう


さあ、「線の音」をバッチリ読めるようになったら、次は「間の音」です。
下の図を見てください。


「線の音」のとなりの赤い音符が「間の音」です。



例えば、ドの左はシ、ドの右はレですね。
ミの左はレ、ミの右はファですね。



他の音も見てみてね!



ト音記号の「間の音」は、わかりました!



それではヘ音記号の「間の音」も見てみましょう。





ト音記号と同じように線の音を基準にして、となりの音を読めばいいんだね!



その通りです!
そして「間の音」は覚える必要はありません。
なぜなら「線の音」のとなりの音として読んでいくうちに自然と覚えてしまうからです。



こちらの動画で一緒に読む練習をしてみてください。
動画:「楽譜の読み方第2弾:間の音」(近日公開予定)
【注意!】初心者さんがやっちゃいがち音符の読み方 失敗パターン3選
音符を覚えるステップは6つに分割するとこんなにかんたんです!
ぜひ一日5分〜10分で良いので、毎日練習して見てください。
しかしながら、自分で練習しているとついつい楽な方へ流れて「悪魔のささやき」に乗ってしまうかも?
そこで、「悪魔のささやき」=「初心者さんが陥りやすい失敗パターン」をまとめました。
- 楽譜に音名を書き込む
- 基準となる音(線の音)を覚えずに、毎回音符表を見返す
- 「練習、今日は休んじゃおう・・」
それぞれ解説して行きます。
失敗パターン①楽譜に音名を書き込む



え?楽譜に音名を書き込んじゃダメなの?
ダメではありませんが、これをやっているといつまでたっても音符は覚えられません。



なぜなら、一度書き込んでしまうとその書いた文字を目で追ってしまい音符を見なくなってしまうからです。
つまり音符を反復して読む回数が足りないんですね。



でも学校では音楽の授業で楽譜に音名を書くように言われます・・・



学校では音符の読み方を理解することが目的なので、そのように指導する先生もいらっしゃるかも知れませんね。
しかし、読み方を理解すること=音符がパッと読めるようになるわけではないんです。



あー確かに。考えて音符を書くのと、パッと読めるのは違うかも。
いろんな曲を弾けるようになりたいから、パッと読めるようになった方がいいね。



うん、毎回毎回楽譜に書き込まなきゃ弾けないなんて、面倒だしね



やっぱり初めのうちは反復することが大切なんだね
失敗パターン②基準となる音を覚えずに、毎回音符表を見返す



音符表を参考にしながら音読みをすることは、決して間違いではありません。
そのように、地道に音符に慣れながら、時間をかけて読めるようになる人もいるでしょう。



でも、とても時間がかかっちゃうかも!



えー時間がかかるのはイヤだな〜



手っ取り早く覚えられる方がいいです!



そう、それがここで紹介している「線の音」だけを覚える方法です!
始めに基準となる「線の音」を覚えてしまうことが1番の近道と言えます。
失敗パターン③「練習、今日くらい休んじゃってもいいか・・・」



ひえ〜休んじゃいけないの?



いえいえ、休むときはしっかり休んでください
ただ「今日くらいはいいか」という意識でいると、そのままズルズルやらない日が続いて、気づいたらすっかり忘れてふり出しに戻ってしまうかも!?



まずは、しっかりと習慣になるまで毎日ほんの少しの時間でも続けることが大切だよ!



5分〜10分もできない時もありそう・・・



5分がきつい日は、たった1分でもOK!
今までの復習を1分するだけでも、良い状態をキープ出来ますよ。
1人で続けるのが不安な方のために、
このブログの内容に沿った「音符がスラスラ読めるようになるためのLINEサポート」も近々スタートします。
こちらから→(近日公開予定)
まとめ



ここまで読んでくださりありがとうございます!
最後に全6ステップのまとめです。



画像と一緒に一気に振り返って見ましょう!
【ステップ1】ト音記号とヘ音記号





まずは「ト音記号」と「ヘ音記号」というものがあるんだって分かればいいんだよね!かんたん!
【ステップ2】線と間の音





あと、音符には線の上の音と線と線の間の音があるんだったね!
【ステップ3】真ん中のドを覚えよう





真ん中のドはト音記号もヘ音記号も同じ鍵盤だね!
【ステップ4】線の音を覚えよう①ト音記号





ト音記号の線の音は「ド、ミ、ソ、シ、レ、ファ、ラ、ド」
もう覚えたよ!
【ステップ5】線の音を覚えよう②ヘ音記号





ヘ音記号の線の音は真ん中から左へ・・・
「ド、ラ、ファ、レ、シ、ソ、ミ、ド」
できた!!
【ステップ6】間の音を理解しよう
線の音をしっかり覚えられたら、そのとなりの「間の音」を読む練習をしましょう。





もう線の音を覚えたから大丈夫!
となりの音が間だから・・・
ドの左はシ、ドの右はレ。
うん、バッチリ!





ヘ音記号も一緒だね。
じゃあ・・右の方を見てみようかな。
ラの左はソ、ラの右はシ。バッチリ!



さあ、ここまで来たら音符に関しては、バッチリです!
あとは何度も練習して慣れるだけ!



毎日少しの時間で良いので、練習してみください!
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